こんにちは!

いつもありがとうございます。

漢方五行リンパエステ【漢美草 池袋本店】の佐藤です。

ご沙汰している間に日に日に寒くなってまいりましたが、皆様体調を崩したりされていませんでしょうか?
前回私たちが1日に消費するエネルギーについてお話しさせて頂きましたが、今回はその中の一つ「食事誘発性熱産生(DIT)」についてお話ししたいと思います。

「冷える」、「太る」を大きく左右する要因の一つが、食生活です。食べる物や食べ方によって食事誘発性熱産生量は変わります。
DITの高い食品を選ぶことにより、より効率的に体温を上げエネルギーを消費することができます。
薬膳では「体を温める食材」や「冷やす食材」などの区分があります。たとえば、夏や温かい地域の食材は体を冷やすものが多く、かぼちゃやごぼうなど土の中で育つ食材は体を温めるものが多くなり、DITが高くなります。
また栄養素では、たんぱく質はDITが高く、糖質や脂質はあまりDITを上げません。香辛料で適度に辛くすると体を温め、血行が良くなりDITも上がります。
調理法では、冷たい物よりも温かい物を選び、甘くて冷たいものの食べ過ぎには注意しましょう。冷やす食材でも調理法や組み合わせで体を温めるものに変えることもできます。

食事の摂り方としては、よく噛まずに飲み込んだり、流動食だけを摂る場合に比べると、よく噛んで食べる方がDITは高くなります。

<DITの上がる食べ方 >
(高い)        (低い)
たんぱく質        糖質、脂質
温かい料理        冷たい料理
体を温める食材      冷やす食材
辛いもの         甘いもの
よく噛む         流動食
朝食           夜食
食前の運動        食後の運動

体を温める食材

(米、玄米、黒酢、黒豆、根菜類、イモ類、羊肉、牛肉、鶏肉、サケ、タラ、ホタテ、アンコウ、りんご、みかん、香辛料(唐辛子、生姜、にんにく、ターメリック、シナモン、ネギ)

是非、参考にしてみてくださいね。

読んでいただきありがとうございます。

心より感謝を込めまして!漢方五行リンパエステ【漢美草 池袋本店】