こんばんわ☆

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漢方五行リンパエステ【漢美草 池袋本店】の佐藤です。

 

今日は前回の続きで亜麻仁油その2です!

亜麻仁油は質の良い油とお伝えしましたが、そもそも油の良い悪いとは?今日はさらに詳しく♪

 

まず油は大きく2つに分かれます。

飽和脂肪酸・・常温で固体(マーガリン・ラード・バター・動物性肉類や乳製品の脂肪など)

エネルギー源や細胞膜の材料となりますが、過剰に摂ると中性脂肪やコレステロールを増やし、肥満や脂質異常症などを引き起こします。
不飽和脂肪酸・・常温で液体(オリーブ油・なたね油・青魚の脂・亜麻仁油・えごま油など)

エネルギー源や細胞膜の材料となるほか、炎症を起こしたり血液を固めたりといった、体のしくみに働く生理活性物質の材料となります。摂りすぎは肥満や脂質異常症などの原因となりますが、適量なら余分な中性脂肪やコレステロールを下げるという有効な働きもします。

 

さらに不飽和脂肪酸も3つに分けられ、                     

一価不飽和脂肪酸(オメガ9)・・オリーブ油・なたね油

動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールを減らし、動脈硬化の防止に役立つ善玉コレステロールは減らさないという性質があります。多価不飽和脂肪酸より酸化されにくい利点がありますが、悪玉コレステロールを減らす作用は、多価不飽和脂肪酸よりは弱いものです。

多価不飽和脂肪酸(オメガ6)・・サラダ油・紅花油

悪玉コレステロールを減らしますが、摂りすぎると悪玉コレステロールだけでなく善玉コレステロールも減少させてしまいます

多価不飽和脂肪酸(オメガ3)・・青魚の脂・亜麻仁油・えごま油

細胞膜や、体の仕組みに働きかける生理活性物質の材料となる物質です。中性脂肪を減らし、善玉コレステロールを増やしたり、血栓ができるのを防いだりといった、動脈硬化予防の働きもあります。不足すると皮膚炎、集中力低下、発育不良などが起こります。

 

また、多価不飽和脂肪酸は体内で他の脂肪酸から合成できないため、必ず食事から摂らなくてはならない「必須脂肪酸」です。

 

脂肪酸の体内の働きのバランスをとるには、飽和脂肪酸:一価不飽和脂肪酸:多価不飽和脂肪酸は3:4:3、多価不飽和脂肪酸のオメガ3系脂肪酸:オメガ6系脂肪酸は1:4の割合で摂るとよいとされています。

 

エバンズアンティアス

なんとなく何を摂れば良いかわかってきましたかね??

 

ポイント 💡

動物性の脂身やバターを摂りすぎない

飽和脂肪酸は肉の脂身やバターに多く含まれているので、これらの摂りすぎに気をつけます。バターは他の油脂に置き換えるのも手です。

魚も食べる

魚を食べないとオメガ3系脂肪酸が不足し、オメガ3系脂肪酸:オメガ6系脂肪酸が1:7~1:8ほどになることもあります。1日平均1回は魚を食べるようにすると、目標バランスに近づきます。

油を使った料理にかたよらない

炒め物や揚げ物に使う植物油はオメガ6系脂肪酸が多く含まれるため、これらの料理が多いとオメガ3系に対してオメガ6系が過剰になります。食事のときは、油主体の調理法が重ならないように注意します。

ワンポイントアドバイス

パンにバターを塗るかわりに、オリーブオイルをつけると、飽和脂肪酸を一価不飽和脂肪酸に置き換えることができます。また不足しがちなオメガ3系脂肪酸を多く含む魚の油は、調理で流出しやすいので、刺し身や酢じめ、マリネなどがオススメです。

カゴカキダイ

長くなってしまっつたので今日はこの辺で~

また次回に続きます☆

亜麻仁油その1はこちら

亜麻仁油その3はこちら

 

読んでいただきありがとうございます。

心より感謝を込めまして!漢方五行リンパエステ【漢美草 池袋本店】